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院長ブログ
インプラントのオペの準備をしていて・・・
ナンバデンタルオフィスでは、
インプラント治療の術前診査のひとつとして、
CT撮影を患者さんに実施、手術予定の歯(実際には骨ですが)の部分を含めた、顎全体を撮影します。
このときに、「ステント」と呼ばれている、マウスピースをはめて撮影します。「ステント」 とは、予定している角度や深さを測るための ものさし で、
これを組み込んでCT撮影することで、画像の中に ものさし が一緒に映り込み、精密な診断の助けとなるわけです。
担当技工士と一緒に、ステントをつくり、角度を決めていくのですが、
撮影したデータを基にさらに修正を加え、
手術当日は、このステントが手術の舵取りをもしてくれます。
先月は、ステント作成のための装置作りに没頭しました。
寝ても覚めても、あれやこれやと考えていました。
考えれば考えるほど、人体はよくできていて、
人工物で補うことの難しさを痛感します。
そんなとき、漫画家・手塚治虫さんの「ブラック・ジャック」の登場人物の台詞が頭をよぎります。
「命あるもの・神が創造したものを、
ひとが何か手を加えようと、左右しようとすることを、
おこがましいとは思わんかね・・・?」
年老いた医師の台詞で、たしかこういったようなことを言っていたのです。
漫画を読んだ当時は、歯科医師にすらなっていませんから、
ふーん・・・ くらいにしか感じませんでしたが、
いま、医療の一端を担い、
患者さんを預かり、人体・歯やそれを取り巻く組織を診るにつれ、
手を加えることの責任の重さを感じています。
人工の素材を専門に扱う歯科医師の自分には、
今、この台詞が心構えとしての大切なものさしです。
投稿者 namba-dental (22:32) | PermaLink
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