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症例

金属床義歯について

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当院では作製する義歯は、精密な型どりで行う金属プレートで作られた義歯です。
金属のプレートで作られているので薄く仕上がり、装着中の違和感が軽減できます。
また、プレートは温度を伝えるため、食事中の温度変化を捉えられます。
 
プラスチックにのみでできている義歯に比べ、丈夫でデンチャープラーク(義歯に付着する
細菌のかたまり)も軽減できます。
アタッチメントについて
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アタッチメント義歯は、従来の義歯とは違う形でできています。
クラスプと呼ばれる、取りはずし用の金属ツメがないので、審美性が向上しているのが特徴です。
欠損に近い歯を2本削って連絡冠として仕上げます。この部分と義歯にアタッチメント加工を施し
ます。
症例では、この連結冠を精密に作るために、部分矯正(図6)を行い、連結冠を入れました。(図7)
実際の患者さんの様子を見てみましょう。(左下の奥歯・6番7番が 欠損している患者さんです。)
患者さんの希望やレントゲンや模型などの診査の結果 アタッチメント義歯を製作していくことになりました。 義歯を作るために、部分矯正をしました。これは歯肉と歯槽骨の位置関係を修正するためです。
アタッチメント義歯が装着された様子です。部分矯正の効果が十分に得られ、犬歯・小臼歯(3・4・5番)の 連結クラウンが出来ています。義歯にかかる力は歯と、欠損している部分の歯肉の両方で分担されます。 アタッチメント部分の拡大の写真です。従来の入れ歯にあったクラスプ(金属のツメ)はなく、 審美性が向上しています。義歯部分も力を負担するのに必要十分な大きさで設計されています。
実際の患者さんの様子を見てみましょう。(右上6番7番欠損の患者さんです。)
上下の歯は本来、限られた口腔内の空間を互いに分け合っているものです。この患者さんは長いあいだ 欠損を放置していたために下の歯が「上の歯の領域」にまで延びてきています。 上顎の義歯を作るためにはかみ合わせになる下顎の歯の状態を整えることが先決と診断しました。 8番(親知らず)は抜歯6・7番は、本来の高さに見合った クラウンを装着することで口腔内の上下のスペースを整えることとしました。
下の歯にもかぶせもの(クラウン)が入り上にはアタッチメント義歯が装着された様子。従来の入れ歯に使用されていた 金属のツメはありません。上下のかみ合わせのスペース不足も改善されました。 アタッチメント部分の拡大の写真です。この部分はパズルのように複雑な形をしています。新しくアタッチメント義歯を入れた当日は、 お手入れの仕方、取り外しの練習をします。従来の義歯はツメで取り外しをしましたがアタッチメント義歯は専用のフックを使います。

アタッチメント義歯の作製を ご希望の場合は、かみ合わせの状態や 残っている歯の状態を診断するために 歯型やレントゲンが必要です。 入れ歯の設計には大切な資料となります。

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