新橋・汐留の歯科はナンバデンタルオフィス
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院長ブログ

友人たちと
連休は講習会があり、ドイツやアメリカからの教授、開業医の先生方が講演をした。
これからの歯科材料の“革命”と題した講演内容で、
質疑応答では
やや批判めいた見解もあったが
何年か先には確実に日常の診療に、登場しているのではないかと思った。
たとえば
インプラントの登場は、当時、
センセーショナルで、賛否両論だったはずで、
今でも、インプラント治療そのものに異を唱える先生達もいる。
それでいいと思う。それでバランスが取れるのだと思う。
今回の演目の材料も、いずれは市民権を得るだろう。

歯科は材料と共にその歴史を築いてきていると思う。
材料の進歩が技術の改良を産み、
技術の進歩が材料の改良を産んできた。
そんなことを思いながら、二日間の講演は終了した。

その夜。
友人たちと久々に夕飯を共にした。
1歳9ヶ月の男の子、1歳6ヶ月の女の子、5歳の男の子、が小さなゲストで、
賑やかな夕飯だった。
5歳の男の子は、わんぱくで、飛んだり跳ねたりと忙しい。
本当に、飛んで跳ねるのだ!
全身がバネのようで、びっくりした。
さらに不思議だったのは、残る二人の1歳児たち。
大きな瞳で、大人たちを、じぃっ・・・とみつめているか、
パスタを1本づつ口に運んだり、食べたと思ったら出してみたり、と
ちいさな世界でそれなりに彼らも忙しいのだが、
絶対に母親からは離れない。
転がってあっちにころころといってしまう、アンパンマンだかなんだかの
プラスチックのおもちゃを追いかけるが、
すぐ母親の膝に戻ってくる。
母親から半径1mの円の中が安心・安全な場所らしく、
そこでなら、どうやら怖いものなしらしい。
しかし、
母親がキッチンに立ったり、トイレにスッと行こうものなら、
泣く・泣く・泣く。

世のお母さんには、脱帽致しました。
そして、自分の両親にも感謝の気持ちが湧いた夜だった。





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またもや・・・

先日、従姉妹の治療について触れたが、彼女は無事に根の治療が終わり、昨日かぶせ物の最終の歯型を採った。
これもまたなかなか大変で、話が長くなるので本稿では割愛する。

難しい根の治療が、一人区切りがついてホッとするまもなく、
今日は友人歯科医師からの紹介で(根の治療を診てほしい・本人も、そちらでの治療を望んでいる・・・)患者さんがいらした。
自分の治療や技術に対して、決して過大評価をしてはいないので、
これまでの主治医たちが「この歯は残せないなぁ・・・」とか「難しいな・・・」
などと診断した事項は、
「ほんとだ。こりゃ、残せないぁ・・・」とか「難しいねぇ・・・」などと同感することが多く、およその場合、診断も同じだ。
ただし、
一応、念のためもう一回やってみることがほとんどだ。
行き詰っているかにみえる治療でも、
もう一回やってみましょうと患者さんにはお伝えする。
慎重に、必要に応じて大胆に仕切りなおしてみると見えてくるし、
ははーん、と納得がいく。

今日の患者さんも、もう一度やってみた。
マイクロスコープで診てみると主治医の治療はきれいだった。
頑張っていた。
患者さんも「主治医には感謝している」というような話をしていた。

レントゲンに、ごくごくわずかな根の影が写りこんでいて、
そこを慎重に攻めていくと、果たして今尚続く炎症の実態があった。

歯科医師ならば、見落としはしない影だ。
経過を見守ろうか、手を出そうかと躊躇するわずかな影だ。
根の治療を専門にしてきた我々ならば、
根の複雑多岐には頭を悩ますので、なおのことだ。
ましてや、紹介状は挑戦状ではない。

では、なぜそこを今日攻めてみたのか・・・
患者に症状があったからだ。
治療が長引けば長引くほど、痛みや違和感などの症状は、慢性的になり、
患者本人ばかりか術者・歯科医師でさえ、
「ほんとうに、この歯が原因なのだろうか?」
「痛いのはここなのか?」と双方が困惑する。

迷ったときは現場百回。
患者さん本人の言葉に立ち返る。耳を傾ける。
答えはちゃんとそこにあり、
ぴったり合ったとき、体は応えてくれると信じている。
だからあきらめないのかもしれない。

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部屋の窓から(歯とかけはなれた話)
今こうしてブログ更新をしている部屋は、
一番奥の部屋で、ここが大抵、勉強の場となっている。
患者さんの写真をパソコンで確認したり、小さな技工の続きをしたり、
いろいろと自宅に持ち込んだ仕事をやる場所である。
カーテンを開け放していても企業のビルに面しているので、ご近所様の顔が見えるわけではない。
今夜も某企業のそのビルの、こちらと同じ階の部屋には電気がつき、
ブラインド越しに、どうやら彼もしくは彼女が、頭を悩ませているらしい。
むこうもこちらを見て、またアイツなんかやってるな・・・と思っていることだろう。
この時間、世界中では、寝ている人もいれば、今起きた人もいて、テレビを見ている人もいれば、入浴している人、遅い夕飯の人、朝ごはんの人、帰宅途中の人もいれば、出勤の人もいるだろう。
多くの人が、それぞれの人生を歩む中、
窓から見える「お向かいビルの残業さん」とこちらのそれは、
決して交わることのない生活だとは思うが、残業仲間として、妙な親近感を感じる。
今夜一区切りついたら就寝する。そして朝が来る。
谷川俊太郎の詩に「朝のリレー」というのがある。
誰かが送った朝を受け止めるという詩だ。
残業仲間の彼・彼女にも、自分にも、誰にでも明日は来る、朝が来る。

今夜寝るとき・・・
地球の反対側では、
こちらが送った朝を誰かがしっかり受け止めていてくれている。
谷川俊太郎のそんな詩を思い出した。
おやすみなさい。
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築地にて
週末、食料の買出しに築地へいくことがある。
お店を回る順路が大体決まっている。
鮪はここ、漬物はあっち、牛肉はむこう・・・という具合。
海苔を買うお店も決まっている。
店舗は道路に面していて、小さな構え。
店には、看板娘ならぬ看板女将がいる。
奥にはご主人なのか兄弟なのかわからないが、“メガネのオヤジ”が
座って居るときもあれば、女将一人きりのときもある。
この女将、髪はつんつんとしたショート、耳には小ぶりのピアス、
細身のジーンズにあうブーツを履き、
シュッとしたアイメイクをして、なかなか洒落ているのだ。
昔から買っているが、女将も名乗らず、もちろんこちらも難波ですとは
一度も名乗ったことはなく、おそらく職業さえ知らない。
しかし、こちらがいつも買う海苔はちゃんと覚えているのだ。
だいぶ前のことになるが、「いつもの・・・」を頼んだところ
「新海苔がでた」とのことで、じゃあそれをとなった。
この店には、新海苔を贈答品として買い求める客が多いので、
それようのあつらえも揃えてある。
自宅で食べるので包装はせず、この簡単な包みのままでよい、と
いつもの海苔 の感覚で女将に伝えた。
エコにがんじがらめのライフスタイルではないが、
簡便に済むことはそれで善し としているので今回もそのつもりだった。
「いつものとは違います。大切にお持ち帰りいただくためのお包みです。」
女将のこの何気ない一言に、あっと思った。
大切に持ち帰ろうとする心を包むのだ。
店が丁寧に包装する、その包む手もとを見て、
客は帰り道、海苔をあちこちにぶつけるような乱暴な所作をせず、
大切に持ち帰る・・・
同じことが、自分の仕事にも通じるとふと思った。
大切に包まれたものは、ずっと心に残る。
投稿者 namba-dental | PermaLink | コメント(0) | トラックバック(0)
誠意の示し方
8ヶ月あまりの勤務?で国家のトップが辞任。
辞任のほんの数日前には、
基地問題に真摯に取り組みます  とインタビューに応じ、
辞任の前日には、畜産農家を訪問し、
このときもまた、真摯に取り組むかに窺えるコメントを残した。
そしてこの何時間か後にトップの座を退いてしまう。
一緒に辞任した影のトップを表舞台から封印することが
最後の職責だったのかはわからないが、
これが彼の精一杯なら、仕方ない。
でも、たとえば、このナンバデンタルオフィスで同じことが起きたらどうだろうか?
次回から根の治療を開始しましょう・・・ とか
来月の手術の日まで体調管理しておいてくださいね・・・ とか言っておきながら、
院長が突然辞職?閉院するようなものだ。
どんな仕事についていても、ちゃんとやる ことが
とても大切なのだと思う。
政治の仕事は、民間人の諸君には到底理解ができない、恐ろしいほどの激務でストレスフルなのだよ・・・と もしもそういわれたら、
その仕事を全うしようという思いで、
プロとして政治の職に就いたのでは?と問いたい。
プロならば、要求に ちゃんと 応えなければならない。
今日、抜歯が困難な患者さんを、親友の外科専門医に急遽、手術依頼した。
3時間後くらいには、無事に抜歯完了と患者さん本人から連絡が来た。
我々は、いつも結果・評価をすぐ求められる現場にいる。
だからつらい。苦しいこともある。悩むこともある。
でもこれは、国家試験を受けて、歯科医師免許をいただいて、
任を拝命した瞬間から負った責任なのだと思う。
今よりも、患者さんが満足する健康状態になるように
努力すること・結果を出すことが、
自分の誠意の示し方で、歯科医師・プロとしての姿勢だと思う。
激務で、ストレスフルですか?
・・・・当たり前です!!






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